2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧

わたしの1週間のスケジュール

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無題8

温泉街で 似合わぬ アップル・ティーの盃を かかげ 逗留は五日め 自分の枠順はどこか 定めようとしてただ キルケゴールのみ携えて しかも中央公論「世界の名著」 それを一日につき 三頁から四頁ずつだけ ちびちびと読んでいく 名も知らぬ鳥が飛んでいくメモ…

無題7

賭博が 僕を人でなしにする しかし 賭けは続いていく掃き溜めの競馬場 怒号のるつぼ 僕は我を忘れ ただ駿馬を追いかける

無題6

僕は書き続ける 僕は生き続ける 僕は迷い続ける 僕は歩き続ける 僕は与え続け やがてひとひらの星となる

無題5

僕には風景がない 文化都市 田園都市 技術都市 が 素通りしていく僕は詩論に惑い ただ妄想枠の「少女」を思い浮かべ とこしえの描写を待望する

無題4

部屋 僕はさながら囚人 日課として 詩を書き続けるLEDは爆ぜ 換気扇が単調な音を回転させ カーテンは主張せず 何の意味も為さなくなった本が 床に散らかっているいまだ 歴史性も 文学性も 思想性も 獲得できずに

無題3

文化都市を歩く 学園のたわわな風景 ぎらぎらとした緑の豊穣 木枯らしは霜月昼下がり 夕刻は迫り たわわな学園情景の少女と少年だけが 世の中を闊歩する そんな文化都市僕は周縁からも弾き飛ばされ ただ賭博に身をやつす 文化都市から見れば 単なる咎人

無題2

描写とは 打ち付けること スタンプで 描写をタブラ・ラサに打ち付けていくそれは記号で 描写は記号の舞い 記号の遊戯 言葉は記号 記号は言葉描写とは 暴力に似ている

無題

朝もやの中 僕は社会性の奴隷 とこしえの平凡 妄想すら立ち消えやがて昼が射し込み 僕は社会性の掃き溜め とこしえの平坦 イメージを失いやがて夜がほの見え 僕は社会性の端くれ とこしえの凡庸 想像は闇の中

無題10

誰もを 等しく愛せるわけではない撃滅すべき存在 残念ながら 僕にもそれはあるようだあの旗を撃て 撃滅せよ ひとは憎しみのために生まれてきた

無題9

夢から醒めた 24歳だ もうすぐ社会性に取り込まれてしまうせめて想像力の弱者であれば まだ僕の賭けは続いていくのに 妄想の奴隷でしかない 僕が憎いそれでも 僕は僕を愛そう そして撃滅すべき敵が 誰であるかを見極めよう

無題8

僕の中に他者がいる それは確かに「少女」なのだ僕と 僕の中の誰か つまり「少女」と 貴方と この社会に生きる誰か つまり 社会性の虜になった人々 それらでもって 世界は構成される僕と「少女」、 貴方と社会性の虜になった誰か それが世界なのだ もっとも…

無題7

僕とはなんだろうか妄想の奴隷 社会性の敵 創造性のしもべ 想像力の弱者心はとっくに壊れた しかし 僕は生きていく 死なずに生きていく 生きることを生きる文学を捨てようと 哲学を捨てようと 僕は僕として存在する 僕はまだ死なない この世のすべての流星に…

無題6

妄想 想像力 創造性 社会性 そんな欠片を 掬い取って 空に投げ この世のひとかどに幸せを

無題5

この8畳間で 僕は「少女」を思い続ける 少女の身体と精神を少女はこの世にいない ただ妄想と想像の間で ゆらめいている少女 少女には実体がない ただ僕の心の病による 産物それでも その病んだ心で思い描いた「少女」を 思い続ければ やがて幸せは 僕にも …

無題4

少女がピアノを弾いている 僕は芸術に無知で 結局音楽にも無知で その曲の名を知らないそれでも 夕焼けを浴び 僕は少女に寄り添う 少女はひたすら鍵盤を叩く夕焼けが 赤く部屋を染める 少女と僕は 無言の会話を交わす僕と少女には 背負うものがある 何かを背…

無題3

映画のヴィデオを観ようとして 結局観ないままだった あのハリウッド映画嗚呼 僕は芸術と無縁 映画という「第七芸術」さえも僕は芸術と無縁 やはり社会性の虜で 人生を食いつぶすそれでも 前を向くしか無いのだ 人生は 旅は 賭けは 道は続いていく

無題2

詩を読む しかし 集中できず 本を捨て置く嗚呼 現代詩文庫 田村隆一詩集が 僕を睨みつける詩の挫折 もとい 詩への挫折 想像と妄想のはざまで 僕は妄想の奴隷芸術の本質を見失う 僕は星も見失う

無題

川の流れに 逆らって歩く 僕は妄想の囚人しどけなく 煙草をふかす ふりをして 手持ち無沙汰で 何もせず 時間を食いつぶすそれでも 僕は生きていく 死ぬまで生き続ける 生き続けて命を散らす

無題9

街はざわめく 人の洪水 首都は絶えず鳴動するしかし僕はひとり 世間の方向とは逆に行く 自分の位置は 此処ではない

無題8

もはや哲学も文学も 自分にとって意味をなさない 本だけが床に散らばっている肉を食う 魚を食う そんな生物学的本能だけが 僕をとりこにする 快楽を そう快楽を何もかも投げ出して 裸になって 文明を幻想にして 芸術を妄想とみなし 僕は進む 明日へ進む ただ…

無題7

僕は存在を問い返す その先には何もない 空白の原っぱ 人は社会性のけもの 存在の俗物 存在の奴隷

無題6

駆け抜ける嵐が 僕を社会性と妄想の奴隷にする 時は終末に近づく人は社会性と妄想の奴隷 星は末期に至り 僕は絶対安全産業都市を もう一度確かめるそして自分の位置と 絶対安全産業都市との距離を 二度と確かめないように……。

無題5

僕は24だった 女の体を知らなかった 将来の展望がなかった 心の病を抱えていた僕には何にもない 僕には何にもありません

無題4

俺は俺を意識するが 俺は俺を見失っている 俺は君を妄想するが 俺は君を見失っている俺は俺がわからない 俺は君がわからない 人は妄想奴隷

無題3

絶対に産業は死ぬ 絶対に経済は枯れゆく 絶対に資本も……社会性は僕を束縛する 死ね産業 枯れろ経済 資本も 資本家も

無題2

暗い道を歩く ぬかるんだ道 木々のざわめき俗物なのだと 浅はかなのだと 自分が自分にささやくおれはおれを意識しているだけましなのだ そう自嘲する

無題

産業都市と 産業道路が 僕にせまってくるひとは産業のとりこ 僕は妄想の奴隷 君は社会性の囚人

無題8

暗い道を歩いていた 僕は24で 女を知らなかった絶対安全産業都市が 目の前で浮遊している 絶対安全産業都市が人は都市のけもの 僕は妄想の奴隷 自分とその他の関係がわからない関係は関係の関係 関係の関係は関係の関係の関係…… 全体性が 有限性が 時代性…

無題7

愛とは勤しむこと 愛とは哀しむこと 愛とは慈しむこと