2012-11-22 無題4 部屋 僕はさながら囚人 日課として 詩を書き続けるLEDは爆ぜ 換気扇が単調な音を回転させ カーテンは主張せず 何の意味も為さなくなった本が 床に散らかっているいまだ 歴史性も 文学性も 思想性も 獲得できずに