2013-01-01から1年間の記事一覧

無題6

そういえば ミルトンを読んだよ 『失楽園』 すごいね

無題5

朝のナイト・アフェア 夜のモーニング・トマト 昼のイブニング・グレービー朝の…… 昼。 ああああああああああああああああ

無題4

身体を動かすんだ 元気があれば何でもできる文学に足りないのはスポーツだ

無題3

朝のナイト・ブック 夜のモーニング・デジタル連想でしか 詩が書けないし 文章も書けないや図書館 クソみたいな翻訳者の 悪文を 耳から耳へと読み下し ボルヘスが泣いている……

無題2

自動筆記だめだなこの方法は 夜のライト・フェア ただ反響するのは 耳に反響するのは アジアンカンフージェネレーション 『転がる岩、君に朝が降る』……

無題

右往左往するんだ…… これからも。ああ、たわわに実った暗黒のギンナンよ…… 神田川。僕は護国寺に抜ける。 真っ黒な神田川。右往左往するんだ…… これからも。煙草が吸えたなら!

先験的感性論

直観 認識が対象と関係するための方法。いいかえるならば、思惟における手段。成立条件:対象が我々に与えられている。 感性 表象を受け取る能力。自己に直観を与える装置。思惟が第一に関係するもの。発生条件:対象に自己が触発される。 感覚 対象が感性と…

無題5

経験と内省、 他者、 そしてライト・マーチが、 ないまぜになる。永遠に回る愛。 知への愛。 それは白痴にも似て。他者の衝撃は、 まるで経験による内省の否定。 山間部のライト・マーチが、 僕を新たな思索の旅へいざなう。

無題4

地面に腹ばいになって、 哲学書を読んでいる。ここが永遠の緑の砂漠。 ここが永遠の環境都市。 ここは砂の惑星、 夏が来たのだ。三木清、西田幾多郎が、 おれを呼んでいる。 それに、カントも。

無題3

三省堂、 喫茶、 ミックスジュース、 おいしい!嗚呼、 はるか雑踏と、 三木清や大塚久雄に、 思いを馳せ。

無題2

浮遊する、 梅雨の産業都市。産業都市の電気街で、 僕は内省に耽る。 他者を欠いた自我が、 爆ぜる。気温30度の電気街が、 僕を締め付ける。 灼熱のメイド・カフェが、 今日も炎上する。そして量販店の巨塔が、 今日も僕を歓待し、 僕をあまつさえ資本主義…

無題

朝のライト・マーチが、 揺れる……。 朝のライト・マーチが揺れる。コーヒーとともに湧き出る夢。 朝が来たのだ。 朝が来たのだ。

浮浪者(Σ)

桃の匂いがする。 婆さんが、白桃を切り分け、 みずみずしく、 お皿を縁側の浮浪者に指し示してくれる。

タイムトーク

走りだせ……、 時の銀河、そう、麦畑に。 冬の麦畑も、 夏の麦畑も、 等しく鷹揚。日々を認める。 あの「夜のライトマーチ」と、 原稿用紙に書き付けた夜。 麦畑は追憶。 音楽は麦畑。 それは、死んでいった同級生の韻律。 永遠の転生。 永遠の生命。それが、…

韻律 ギリシア!

韻律よ、 貴方はデルフィの信託。 ソクラテスよ、 なんじは韻律のオリンポス。

チェ、チェーホフ

トルストイ…… チェ、チェーホフあるのは、韻律だけ。 あるのは、音楽だけ。 風の中の音楽。 そして揺れる少女の髪。 そこが世界の中心。そして、チェ、チェーホフ

大井競馬を呪い殺す

大井競馬の夜……。 私は、もう来ることはないだろう。 予想屋と喧嘩してはいないのだが。空港から逃げてきた私は、 馬糞の匂いに紛れる。 あの、 自動筆記に溺れていた3月。 ブルトンばかり耽読していた。 罪、 恥……。馬糞にまみれ、 私はパドックに転がり込…

図書館(A)

岩田宏を読んだ。 傍らには、美しい女子大生。 それと、しどけない大学生、その他大勢。図書館にアリストテレスが鎮座ましまし、 それにしどけない日本人学者の本も。 鷹揚であらんことを、 鷹揚であらんことを、 ひそむ古(いにしえ)の随筆家たちも。岩田…

教えて

教えて、 戸山公園の木陰のざわめきよ。教えて、 戸山公園の池のしずくよ。夏が来たのだ。 照りつける大学生、 夏が来たのだ。

無題4

朝のパイプオルガンが揺れる。 ここに天上の思い。 僕は雲に寄り添う。

無題3

夜……。 とっぷり暮れた。 久々の常夜灯。代わる代わる合唱する、 マンションの灯り。 都会では、 詩は産めないよ。 田舎に帰ろうよ。 そう囁くはPCの画面。

無題2

ドーナツが焼けた。 ドーナツの優しい香りが、 6月の甘い食卓を強調する。

無題

夏 どうなっても 夏

砂の館

砂の館。 傾斜した鏡が、 虚空を見つめて。バンガローが、 しなびた湖畔の木陰を強調。 まるで、セックスの匂いもしない、 野外キャンプ。その中に、 砂の館がたたずみ、 漫画みたいな感興を、 キャンプ参加者に呼び起こす。砂の館、 それが幻でも、 砂の館…

アストロパークよ

ああ、アストロパークよ! アストロパークのプラネタリウムよ! 幾千年の思いを馳せ。アストロパークよ! おのれは死んでいないだろうか! 朽ちていないだろうか。 佐治の田舎のふもとに。7,8歳のころ、 アストロパークで大の字になり、 世間を見つめた記…

砂丘 1

砂丘に、大の字になって、 穏やかな雲の笑顔を見つめていたい。風にそよぐ木立が、 砂丘に何の強調も与えず、 時は永遠に止まったまま。おれは山陰で生まれた。 でも砂丘には育たなかった。 砂丘とよそよそしい関係。 砂丘は他所の子。砂丘に、うつ伏せにな…

湾岸沿いの深夜

深夜2時の、 太田スタヂアム。 それは、お化け屋敷にも似て。百万台のトラックが、 臨海斎場沿いを通過し、 ボーイングの飛行機が、 今日も湾岸に墜落する。

LOVE 浦和競馬

愛 抱きしめたい 浦和競馬の「駄馬」を……。C3最下級条件の どうしようもないポンコツ達を 愛撫したい そんな春の連休・浦和競馬開催。チキンカツ きゅうり マグロ巻を 両手いっぱいに抱きしめ 負の瘴気だけ撒き散らし 今日も予想屋に元気にあいさつ、 スタ…

For 南浦和

南浦和よ! 競馬が俺を待っている。 駆けつけて、馬が走ってくれた、 哀愁。南浦和よ! 今日も女子高生は多い。 河合塾がそびえたつ、 競馬場への片道よ。 不潔となった俺は聖痴愚として、うまやのもとへ追い向かう。南浦和よ! 末永く元気であれ! 駅前の立…

大地、山陰、桝水高原。

大地に ひざまずけああ 山陰の鷹揚とした大地よ 山陰の鷹揚とした地面よ 稲と杉がアレルギーを撒き散らし さざんかは風に戯れ たわわに赤くなったふもとの山よ桝水高原よ! また、生まれた場所にわたしは帰り、 桝水高原、貴方の大地に接吻したい 雪を舐め、…