2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「伝える」

切実さがないから きみには詩が書けない切実さがあるのなら きみは文章を賭けとして書いているはずだきみは賭けていない 命がけで跳んでいない 踏み込えていないんだ……叩かれても叩かれても這い上がる ガッツが必要なんだ 根性論なんて生易しいものじゃない…

齟齬としての飛躍

炭水化物のせいで 混濁する意識 おれのなかのカオスが 力を失っている……。右手(めて)に哲学 左手(ゆんで)に詩を 両手に花 ああ、両手に花 生きる力とカオスの混濁。いまは三木清を 理想の文学者だと思い ニーチェを 理想の宗教者と思って ドイツ語も ギ…

「コスモス」

レッド・ツェッペリンのドラマーみたく いつまでも韻律を刻んでいたい 三木清より はやく死にたくない そんなふたつの希望が ないまぜになって おれの宇宙を形成するいやおれに宇宙なんてない コスモスを形成することのない 永遠の自己同一内追いかけっこが …

意識

意識、混濁、何度目かの夕枯れ、 そして、朝枯れ 意識、混濁、炭水化物、昏睡、 切実さ、乏しさ、乏しき切実さ、 サイクル、輪廻、トートロジー、円環、連関、 だじゃれ、語呂合わせ、言葉遊び、言葉、 エクリチュール、断片、記憶、贖罪、あがない、 つまり…

とある、畑いなかの

砂糖畑の落ち葉を拾い立てて 幾年 砂糖畑の落ち葉を拾い立てて 幾年 トートロジー いたちごっこ ブーメラン カラスが いななく 秋枯れ、 夕枯れ、 日没の空に 死んでいった星の残像を 見つけてご覧 見上げてご覧僕たちは 愛唱歌を口ずさみながら 麦畑をゆく …

意識の前触れ

春というには低め気温 日差しは朝厳しく やがてくもり空気持ちは穏やか 迷いはうっすら でも消えて迷いが 迷う人間が勝つから 迷う人間が勝つから 迷う人間が勝つから僕はまだ発狂していなくて ニーチェの晩年よりはましでそれでも 場外馬券売り場で発狂した…

マッハ絶交

ほんとうにマッハの恐怖でもって 僕は文字を打っていて 右肩が果てるまで この誤入力を続けて 差延は使うべきではなくて いや差延という言葉自体がデリダの「お家芸」 デリダにまかせておけばよくて そういえば僕は東大生をなめていて それを友人に攻撃され…

フォイエルバッハッハ

切迫と 曲がった背骨 曲がった夜空 曲がった青空 ゆらゆら ふわふわ 超高速のさえずり 超高速のつぶやき、 超高速の文字入力で ぼくはひたすら白紙に 上書きして 一流人、エリート、マスメディア人間を殺して 権威にNOを突きつけ 別にそれば左翼文学でも な…

ナショナリスタージュ幻想

ナショナリストたちが 自分の持ち場を守って 群れをなし 泳ぎまわって 地球は ひとつで イメージが 目を泳いで スイミー、スイミー、 水と戯れに 水に殴られた過去も 自己を切り貼りして あの大人を呪って 目で殺して 妄想で殺して ナショナリストを撃って …

高く 高く

高く 高く もっと もっと 高く 高みへ もっと もっと!