2013-01-01から1年間の記事一覧

目的 意味 バッテンバッテン

目的 と 意味 の 二文字に バッテンをつけて目的 と 意味 を 殺せ 殺せ!何かのために生きるんじゃない 生きるのに何かを求めるんじゃない 生きるために生きるんだ 生きることに生産性はない

罪と恥

罪と罰 ではなく 罪と恥そうだ、罪と恥だ 罪と恥が 罪と恥が…… 罪と恥が、俺のすべてを構成し、 明日をまっすぐ俺は見据えて

「伝える」

切実さがないから きみには詩が書けない切実さがあるのなら きみは文章を賭けとして書いているはずだきみは賭けていない 命がけで跳んでいない 踏み込えていないんだ……叩かれても叩かれても這い上がる ガッツが必要なんだ 根性論なんて生易しいものじゃない…

齟齬としての飛躍

炭水化物のせいで 混濁する意識 おれのなかのカオスが 力を失っている……。右手(めて)に哲学 左手(ゆんで)に詩を 両手に花 ああ、両手に花 生きる力とカオスの混濁。いまは三木清を 理想の文学者だと思い ニーチェを 理想の宗教者と思って ドイツ語も ギ…

「コスモス」

レッド・ツェッペリンのドラマーみたく いつまでも韻律を刻んでいたい 三木清より はやく死にたくない そんなふたつの希望が ないまぜになって おれの宇宙を形成するいやおれに宇宙なんてない コスモスを形成することのない 永遠の自己同一内追いかけっこが …

意識

意識、混濁、何度目かの夕枯れ、 そして、朝枯れ 意識、混濁、炭水化物、昏睡、 切実さ、乏しさ、乏しき切実さ、 サイクル、輪廻、トートロジー、円環、連関、 だじゃれ、語呂合わせ、言葉遊び、言葉、 エクリチュール、断片、記憶、贖罪、あがない、 つまり…

とある、畑いなかの

砂糖畑の落ち葉を拾い立てて 幾年 砂糖畑の落ち葉を拾い立てて 幾年 トートロジー いたちごっこ ブーメラン カラスが いななく 秋枯れ、 夕枯れ、 日没の空に 死んでいった星の残像を 見つけてご覧 見上げてご覧僕たちは 愛唱歌を口ずさみながら 麦畑をゆく …

意識の前触れ

春というには低め気温 日差しは朝厳しく やがてくもり空気持ちは穏やか 迷いはうっすら でも消えて迷いが 迷う人間が勝つから 迷う人間が勝つから 迷う人間が勝つから僕はまだ発狂していなくて ニーチェの晩年よりはましでそれでも 場外馬券売り場で発狂した…

マッハ絶交

ほんとうにマッハの恐怖でもって 僕は文字を打っていて 右肩が果てるまで この誤入力を続けて 差延は使うべきではなくて いや差延という言葉自体がデリダの「お家芸」 デリダにまかせておけばよくて そういえば僕は東大生をなめていて それを友人に攻撃され…

フォイエルバッハッハ

切迫と 曲がった背骨 曲がった夜空 曲がった青空 ゆらゆら ふわふわ 超高速のさえずり 超高速のつぶやき、 超高速の文字入力で ぼくはひたすら白紙に 上書きして 一流人、エリート、マスメディア人間を殺して 権威にNOを突きつけ 別にそれば左翼文学でも な…

ナショナリスタージュ幻想

ナショナリストたちが 自分の持ち場を守って 群れをなし 泳ぎまわって 地球は ひとつで イメージが 目を泳いで スイミー、スイミー、 水と戯れに 水に殴られた過去も 自己を切り貼りして あの大人を呪って 目で殺して 妄想で殺して ナショナリストを撃って …

高く 高く

高く 高く もっと もっと 高く 高みへ もっと もっと!

観たアニメ

ひとひら(tvk深夜) sola(tvk深夜) 魔法少女リリカルなのはsts(ファミリー劇場) らきすた(tvk深夜) 瀬戸の花嫁(テレ東日曜深夜) SchoolDays(tvk深夜) ぽてまよ(tvk深夜) ゼロの使い魔2期(tvk深夜) ナイトウィザード(tvk深夜) スケッチブッ…

2007年のアニメ振り返り

無人駅

中国山地の 蒜山に近い とある 山中の 無人駅孤独な プラットホーム 右も左も山の緑ふと 眼下の道路に 仲睦まじき中学生たち 25を過ぎた僕は 煙草を吸いたくなる

季節外れの蛍が 春をめがけて ゆらゆら ゆらゆら雪に蛍は似あわねど ほら 鉛色の喫茶店のテラスに 白い蛍が ゆらり、ゆらりと 冬枯れのダンスを落ち葉と蛍が 重なり合って 重なり合って 幻想の夜を演出する夢か? いや、 正夢、 冬に蛍は似あわねど これは、…

僕は24歳

僕は24歳 老いた 春の匂いが 鼻に響かない……。こころはもはや老人 若くない背中を 街頭に晒して人生の折り返しはもう過ぎた せめて人間50年 命の春を通り越し 残りの季節どう歩く?雑踏けぶる新年の 如月の朝あやしげに 24歳の冬枯れを 身体すべてに背…

餘部鉄橋

餘部鉄橋 山陰本線が どごーっ餘部鉄橋 夜になると 光と 夢と 死が 明後日の方向まで ひとっとび山陰の夜空に 死んでいった夢の光が 永遠に突き抜ける……。

魂と 心を 取り違え 幾年俺は俺の魂を観れるか 心は観れても魂は観れるか? 俺が俺であること 魂が俺であること魂が俺であること 魂が魂であること 俺の魂は燃えているか 弓ヶ浜に希望を響かせているか

萩原

朔太郎 恭次郎 朔太郎 恭次郎 朔太郎 恭次郎 朔太郎 恭次郎 朔太郎恭次郎 朔太郎恭次郎 日比谷 交差点 信号 男色の昼辺

弓ヶ浜の夜

弓ヶ浜の夜 細長い半島の夜 妖怪たちの行列 提灯が ぎらぎらぎらぎらの灯りが 砂に反射して 砂絵を描いているあの妖怪たち 何だろう正体は まるで異国から来た妖精みたいに――

気動車

汽車でなく気動車 ディーゼル・トレイン 山陰の浜辺を ひとっとび!飛ばす気動車 ディーゼル・エクスプレス 浦富海岸を バッキューン!白ウサギも 蒸気に惹かれ 隠岐の島まで ひとっとび。

「猫と犬」

青い猫 赤い犬赤い猫 青い犬かわりばんこで なかよしいたちごっこ いたちごっこかわりばんこに おいかけっこ猫と犬 犬と猫犬と猫 猫と犬ああ 冬毛が生えた12月 冬毛の生えた犬と猫 春の香りは 遠からじ……。

拾遺5「天下のごとく」

夕枯れ 冬枯れ 小高い山 ぬかるみ 地面を 蹴りあげ 天下のごとく 朔太郎を 蹴りあげ!

拾遺4「桜の季節」

本のことで頭がいっぱいな 夕枯れのやがて来る春を待つわたし 窓には ほんのり、 桜の気配 そういえば、 不意に聞こえてきた フジファブリックが奏でた 『桜の季節』……。

拾遺3「輪廻f」

朔太郎 プラトン バイロン シェリー ゾラ 三好達治 それらが ぐ〜るぐる

拾遺2「うっとり うたたね」

春の匂いがしたと思えばまた冬 冬枯れの地面・街路 T公園にこだまする 快活な少年少女 僕は安吾全集片手に うっとり うたたね

拾遺1「地道に」

地道に生きたい 地道に点を稼ぎたい そう思い始めひと月 冬枯れももうすぐ最後 かたわらに朔太郎 春の匂いがゆらゆら 地道に生きて あの、あれほど、 過剰に意識していた、 爆発力や、 破壊力を、 打ちやって みなぎる春! みなぎる秋! 嗚呼!

無題8

冬枯れの文化都市一号! 熱射病の産業都市二号! 甘納豆の農林都市三号! せわしき経済都市四号! 大車輪の工業都市五号! 夢遊病の娯楽都市六号! 秋晴れの温泉都市七号! 朝勃ちの学園都市八号! ぐ〜るぐ〜る ぐ〜るぐ〜る ちらちら? ちらちら? あぱぱ…

無題7

ケチャップスパゲッチもぐもぐ それさえあれば何もいらない美味 うまいうまい うまいうまい 本当にうまいなあ!感傷的な冬の夜 傍らの朔太郎が いじめる 僕を い・じ・め・る朔太郎 シェリー ワーズワース 嗚呼!